[教授]
最近の若い人は学問に対してあまり積極的といえず、「指示待ち」の傾向が強いといわれます。じっさいこれまで十数年大学の教壇に立ってきましたが、ゼミなどでも学生さんは私たち教員がしてくれることをじっと待っているように感じることがあります。しかし本来、大学は「学び舎」であり、教員ではなく学生さんが主役のはずです。学生さんがもっと学ぶことに関して積極的であれば、大学の授業は単なる「知識」の詰め込みではなく、智恵を習得する場となります。これから大学の進学を志す皆さんには、ぜひこのことを念頭に置いておいて頂きたいと思います。
『語用論』(共著 英潮社、2007年)
‘Linking Oblique Arguments: A Case Study’ (“English Linguistics”, 1994年)
「譲歩のmayの発達と談話方策」(『近代英語研究』、2005年)
日常的な言語コミュニケーションのあり方、言語表現の意味・用法、そして言語の変化 (英語史を含む)を主な研究テーマとしています。言語表現の背後に潜む話者の心情やことばのもつ社会的な意味あいに注目して言語分析を行っています。最近は言語変化における話し言葉の役割に特に関心をもっています。
「英語学概論」と「欧米文化特講」では、言語やコミュニケーションの特性について論じ、英語という言語の概要を知っていただくのと同時に、言語の不思議さやすばらしさについても解説しています。言語というと、日常的なあまり普段はほとんど関心を引きませんが、じつは言語にはとても魅力的な側面があるということをわかっていただけるように、馴染み深い日常的な日英語表現を用いつつも、それらに皆さんが気づかない重要な社会的な役割があることを示していきます。